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テレワーク、“理論上“はできるはず…だけど。急成長ベンチャー3社の課題と工夫を聞いてみた。

2020年4月30日

レポート

(左上:石亀さん、右上:花村さん、左下:田島さん、右下:中川)

新型コロナウイルスの蔓延により政府が緊急事態宣言を出して、テレワークに力を入れる企業が急速に増えています。

日本CTO協会のSlackグループ(CTO及びCTO経験者400人以上が登録)でも、在宅業務の課題・工夫に関する情報交換が多く見られるようになりました。

もともと日本CTO協会に所属される会員さんは、デジタル企業の方が多く、コロナ問題が起こる前からテレワークを推進する傾向がありました(※1)。しかし、いざ“全社規模”で“今すぐ”の取り組みが求められると、やはり様々な悩みがあるようです。

(※1:デジタル企業の4割以上が“個人判断”でリモートワークが可能

普段から自由な働き方が許容されるデジタル企業でもそうなのですから、非デジタル企業では、更に深い悩みを抱えるところも多いでしょう。そこで日本CTO協会では、そうした課題や工夫を共有し、様々な企業で少しでも状況改善のヒントにしていただけたら…と、テレワークに関するオンライン座談会を実施。その内容を記事で公開することにしました。

今回は急成長中のベンチャー企業3社、株式会社ビザスク、株式会社Finatextホールディングス、株式会社Showcase Gig、それぞれのCTO・リードエンジニアのみなさまに、各社の現状や課題を語っていただきました。


■コロナ問題以前から、開発チームではリモートを練習

日本CTO協会 広報 中川(以下、中川):

みなさま、お忙しいなかを座談会にご参加いただき、ありがとうございます。

今日は各社でのテレワークの課題や工夫について、みなさまの知見をお聞かせください。

まずは簡単に各社のご紹介をお願いできますでしょうか。

ビザスクCTO 花村 創史氏(以下、花村さん):

ビザスクの花村です。弊社ではビジネス知見を求める依頼者と知見をもつ個人を1時間のインタビューでマッチングする、日本最大級のスポットコンサルサービス「ビザスク」を運営しています。

Finatext リードエンジニア 田島 悟史(以下、田島さん):

Finatextの田島です。Finatextグループは、証券などの金融インフラ基盤をクラウド化し、非金融事業者向けに、その顧客層にカスタマイズされた金融サービスを開発・提供しています。昨年から保険領域にも事業を拡大しています。

Showcase Gig 取締役 CTO 石亀 憲(以下、石亀さん):

Showcase Gig の石亀です。国内初のモバイルオーダープラットフォーム「O:der (オーダー)」を飲食・小売業態向けに提供するITスタートアップです。スマートフォンを利用することで来店前や店内からセルフ注文・決済が可能となります。

中川:

ありがとうございます。

早速ですが、みなさまの会社ではコロナ問題が起こる前から、テレワークは推進されていたのでしょうか?

花村さん:

ビザスクは元々、「必要があればテレワークしていいですよ。」というスタンスでした。お子さんがいるメンバーも多いので柔軟な対応ができるよう組織として心がけてきました。

ちょうど昨年あたりから、一部の開発チームで曜日を決めてリモートで働くということをやっていました。個人的にもそういったことから「リモートの知見」をためていけたらいいなと思っていたところでした。

石亀さん:

Showcase Gigも今年の始めから、テレワークの練習を始めていました。

オフィスが青山一丁目にあるのですが、オリンピックで国立競技場に人が集中することを考えて、それまでに何とかしなくてはと。まずは開発メンバーで、各チームの誰か1人が週一でリモートしてみるという体制です。そこから徐々にチーム単位、部署単位と拡大しようと思っていたところでした。

中川:

どちらも開発チームなんですね。ビジネスサイドは対象では無かったんですか?

花村さん:

入社時には全員に、ビザスクマニュアルというものを渡していますが、その中にテレワークに対する考え方をまとめたスライドを用意しています。

ただ、基本的には開発もビジネスサイドも対面でのコミュニケーションから生まれるアイデアや交流を大事にしています。特にビジネスサイドはお客様との折衝やチーム内でのやりとりも多く、会社にいて対面でコミュニケーションする重要性が高かったと思います。

開発チーム等は、会社にいなくても問題なく仕事できるんですが、ビジネスサイドの会話からシステム改善案が生まれたりするので、出勤する開発メンバーも多かったですね。

石亀さん:

うちも似てますね。やはりビジネスサイドは折衝を含め、対面で行う業務が多くて。そうは言いながらも、ビジネスサイドもチャレンジしなきゃね…と話していた矢先に、今回のコロナ問題で、一気に本番がきたという状況です。

田島さん:

Finatextは基本は出社するという姿勢でした。基本的には顔を合わせて働いた方が組織全体としては高いパフォーマンスが出ると考えているので。

ただ、家庭の事情や天候不良、1人で集中したいなど、事情があるときには個人の裁量でリモートワークができる制度はありました。

中川:

実際にリモートする人は、どれくらいいたんですか?

田島さん:

毎日1,2人はリモートしていましたね。うちは日本オフィスだけで100名程度が働いていて、そのうちの20人くらいが、ちょこちょこ制度を利用していました。開発担当が大半でしたね。

中川:

3社とも以前から、開発チームを中心にテレワークの導入・練習などされていたんですね。

ちなみにコロナ問題にあたり、テレワークは強化されたのでしょうか?

花村さん・田島さん・石亀さん:

はい。

中川:

では、ここからは大きく「業務面」「環境面」「マインド面」に分けて、現状の課題や工夫についてお話を聞かせてください。

理論上は整っているのに…

中川:

それでは、まずは「業務面」について教えてください。各社、自宅で業務が回る仕組みにはなっていたのでしょうか?

田島さん:

Finatextではもともと、業務で利用するシステムのほとんどはSaaSやクラウドなどを活用しており、オフィスやデータセンターに依存していなかったのは良かったです。

ただ、フルリモートで全業務を行うとなると、部分的にVPN(Virtual Private Network)が必要になる場面が少なからず発生し、今までVPNを使っていなかった40人強の人たちにもアカウントを発行して、ひたすらセットアップするという作業はありました。こちらについてはブログで詳しく説明しているので、ご興味ある方はぜひ!

花村さん:

ビザスクも、もともとクラウドなどを活用していましたし、ビジネスメンバーもSaaSを活用して通話できるよう体制を整えていたので、思ったより大きな混乱はなかったです。

ただ最初は情報システム部門が出社して、自宅にモニターやネット環境のないメンバーのために、ひたすらモニターやルーターを発送するという作業をしていました。いまは大分落ち着きましたが。

石亀さん:

Showcase Gigもサーバー、インフラなどはSaaSやクラウドに寄せていたので、そこまで困ることはなかったですね。

ただ1つだけ、どうしても改善に限界のあるものがあって…。

中川:

何ですか?

石亀さん:

「POSレジ」です。(POSレジ:販売情報を集約・蓄積・分析できる、ネットワークに繋がったレジ。)うちは飲食店様に向けた業務効率化支援をさせていただいており、POSレジとの連携を強化しています。ただ、POSレジは大きいし、社内に専用のネットワーク環境をつくって何台も置いている状況で。

中川:

誰かの自宅にセットするのは難しそうですね。石亀さんのお宅に…も厳しいか。

石亀:

さすがに厳しいですね。自宅が会社に比較的近いので、いざという時はダッシュしようと思っていますが。(笑)開発途中でネットを経由してPOSレジに繋がっているプリンターから伝票を出すのですが、この紙がきちんと出ているかを確認するのが重要な確認作業なんです。

中川:

地味にめちゃくちゃ重要な工程ですね。

石亀さん:

開発やQAに携わるメンバーに、人数を減らして交代で出社してもらっているんですが、

少しでもリモート対応できるようにと考えた結果が、webカメラでした。常時webカメラでPOSレジに繋がっているプリンターを映していて、紙が出たかをカメラを通して目視確認するという…。

中川:

そ、それは…。

石亀さん:

飲食業態の店舗オペレーションに踏み込む上で「POSレジ」は切っても切り離すことのできない重要な要素なので、どうしても外せません。もっと良い解決策がないか、開発チームで考えています。

田島さん:

それでいうと、うちもどうしても出社しなくてはいけない作業がありました。

グループ会社のスマートプラスは証券事業を担当しているのですが、マイナンバーや反社チェックに関わる業務は、オフィスに敷設した特別なネットワークが必要なんです。特にマイナンバーは法令上、扱える“場所”も決まっているので(※2)。

(※2:本文の最下部に追記)

中川:

確かに。

田島さん:

新規口座開設の審査や情報変更に通常より時間がかかってしまう旨をお客様に通知したうえで、メンバーに交代で出社してもらっています。

花村さん:

法律や業務フロー上、どうしようもない部分はありますよね。うちは宅配の受け取りや経理周りの捺印、発送等難しい問題が残っています。

田島さん・石亀さん:

わかります。そこが最後まで残るんですよね。

中川:

ハンコ問題はニュースにも度々なっていますよね。法律上のものを含め、自社だけではどうしようもできない課題はありますね。

田島さん:

あと、実際にリモートをほぼ全社員で実施して思うのは、「理論上はできるのに、実際は難しい」ということですね。

花村さん:

それ、めちゃくちゃ分かります。理論上はできるのに…!

石亀さん:

僕も分かります!

例えばオンラインMTGなんですけど。Zoomなどを使って、MTGをできる業務環境は整えているんですよ。ただ実際にやると、オフラインと同じじゃない。めちゃくちゃ疲れる。

田島さん:

そうそう。普段より耳を研ぎすまさないといけないし、自分の声も張らないといけない。一日中MTGが入っていたりすると、体力がかなり消耗します。

石亀さん:

僕自身も、「いつもより声が大きいですね。」って言われます。張らないと…ってなるんですよね。あと、「空気を察する」というのが難しくて。

中川:

「空気を察する」ですか?

石亀さん:

物理的に同じ環境にいると、空気というか雰囲気を察して、いろいろ気を配ることができたんですよ。

それがリモートでは見えない。あと、ちょっとした立ち話で済んでいたことも、正式に時間をとってリモートMTGを組まれることが増えた印象です。

中川:

確かに、立ち話や雑談は大切ですよね。ちょっとした会話からアイディアが生まれたり、理解が深まったりする。

雑談について、どなたかヒントなどお持ちでしょうか?

花村さん:

うちはSlack上に、雑談をするためだけの「雑談部屋」という部屋がいくつか作られています。テレワーク前からありましたが、全社テレワーク実施以降、各チームの雑談部屋が増えてますね。部屋によっては音声を繋ぎっぱなしにしていて、喋りたい人は自由に喋っていいよと。

中川:

なるほど、雑談部屋がオープンにあるのはいいですね。

マインド面の話にも通じますが、「人の声が聞こえる方が安心する、集中できる」という人もいるし、「業務以外の雑談も会社が認めてくれる」ことを分かりやすく伝えることで、緊張が緩和されそうです。

それにしても、業務面は「理論上はできる」体制が整っていても、それだけでは上手くいかないというのが面白かったです。これはリモートを続けるなかで、各社が様々なノウハウを溜めてる必要がありますね。

課題を見える化して、真摯に対応

中川:

次に「環境面」について教えてください。日本CTO協会のグループでは、CTOの皆さんが「自宅の椅子が脆弱で、腰が死んでしまう」という声が多かったのが印象的でした。

石亀さん:

環境面の問題、ありますね。オンラインMTGで、部屋が映り込んだりするのですが、中にはちゃぶ台を机としているメンバーもいて。これは整えないとね…と。

田島さん:

うちは社内で「自宅環境で問題になっていることはないか?」というアンケートを実施しました。その結果、約6割のメンバーが「自宅の机・椅子・ディスプレイ等に問題がある」と答えたんです。あとはネット回線。25%がリモートに支障が出ていると答えました。

中川:

やはり家具や回線の問題は大きいですね。会社として支援はされているんでしょうか?

石亀さん:

ネット回線などリモートに必要な環境を整えるために必要なものは、後で経費申請できるという仕組みにしました。

田島さん:

うちもネット回線についてはメンバー自身に整えてもらって、後で経費申請できるようにしました。

花村さん:

ビザスクはイヤホンやマイク、充電ケーブルなども自宅用に支給したりしていますね。

中川:

充電ケーブルとか地味に重いので、持ち歩かなくていいのは嬉しいです。

田島さん:

そういえば、来週初めてタウンホールミーティング(全社集会)をオンラインでやるんです。100人弱がきちんと繋がれるかどうか、不安です…。

花村さん:

うちは毎週100人以上で全社オンラインMTGを行っています。先日は新卒の入社式も、オンラインで行いました。

環境(回線)は問題ないんですよ。問題なのは、どちらかというとマインド面で。

中川:

マインドですか?

花村さん:

基本、自分が話をしてる時、メンバーはみんなミュートにして聞いてるんですよね。そうすると、シーンとした中で話し続けるので反応がわからなくて、めちゃくちゃ不安なんです。

田島さん・石亀さん:

わかる!

花村さん:

うちのメンバーだけでなく、全てのオンラインMTGなどに参加する方に言いたい。皆さん、カメラをOnにして首が痛くなるまで頷いてください。あと、音は出ないけど拍手とかも大事。画としてリアクションを見せてることでスピーカーも安心できると思います。

田島さん・石亀さん:

(もの凄い頷く)

中川:

「環境面」については、整っていない割合が高いけれども、打ち手は比較的分かりやすそうですね。きちんとメンバーたちの環境を把握し、必要な支援をしていくことで解決していけそう。あと、オンラインではオーバーリアクションを大切にする。

花村さん・田島さん・石亀さん:

(もの凄い頷く)

コミュニケーションを途切れさせない

中川:

最後に「マインド面」について教えてください。こちらはいくつかの視点がありそうですね。

石亀さん:

まずは遠隔でもお互いが何をしているのか、きちんと把握できることが重要ですよね。それが信頼や安心感に繋がると思います。僕はそのために「発信する力」が重要だと思っています。

中川:

この場合の「発信する力」は、どういったことなんでしょう?

石亀さん:

チームはもちろん、部内など広い範囲で、自分が何をしているかを理解してもらう力です。

どうすればより分かりやすくなるか、フォーマットや方法がメンバー間でどんどんブラッシュアップされています。今だと、週を横軸、日を縦軸にとり、週単位のプランニングと、実際に今日何をするのか・やったのかを、工数管理のように付けていっています。今日やること・やったことだけを書くより、何をやっているのかわかりやすく伝えられます。

田島さん:

それでいうと個人的におすすめなのは、テキストで書くだけでなく、関連したURLをつけること。そうすれば、他のメンバーが何をしているか気になった時、URLからすぐに辿ることができます。

花村さん:

うちは、もともと「朝会Slack」という部屋で、全社員が今日やることを書いていました。ただ、人数が100を越えると、全部を見るのが難しくて流れちゃうんですよね。そこで現在は、チーム毎にスレッドを分けていて、毎朝botが「今日やることを書きましょう」とリマインドしてくれるのに対して個人で返信していく仕組みにしました。

中川:

各社、リモートで離れていても、メンバー同士が何をしているのか分かる仕組みを整えているんですね。

他の視点ではいかがでしょう?

花村さん:

やはり孤独にならないよう、コミュニケーションを重視していますね。ランチMTGを積極的にしたり、あと飲み会。オンラインになって、飲み会はむしろ増えました。行く手間がないから、楽に始められるんですよ。

石亀さん:

うちは週に1,000円の「リモート飲み会手当て」を支給しはじめました。

メンバー達がゲリラ的に「今から飲み会します」と自発的な飲み会を開いてくれていて、嬉しいです。いつもと違う環境のなかで、ストレスを溜めない。そのために「コミュニケーションを途切れさせない」。これが重要なのではないかと試行錯誤しています。

花村さん:

業務と関係ないコミュニケーションも、重要ですよね。

うちは色々な振り返りで運動不足ということが呟かれていたので、「log-運動」というチャンネルを作りました。誰かが「こんな運動しました」というと、全員でとにかく褒めまくる。「汗が輝いてるよ!」とか。

田島さん・石亀さん:

(笑)

田島さん:

新入社員も、普段であれば対面で会社の文化や、メンバー達の人となりを伝えるのですが。それができないので、積極的にオンラインコミュニケーションをとるようにしています。

中川:

ちなみに物理的な距離ができるなか、コミュニケーションが薄まるなどの理由で、各社のプロジェクト進行に遅れや障害は出ていますか?

花村さん:

個人的には「一部だけテレワーク」という状況だった時の方が、効率が悪い側面もあったと思います。

出社・在宅のメンバーが混ざり合うと、どうしても情報の濃度にムラができるんですよね。出社してる人たちで話してるのかなと思ってリモートの人が一歩ひいてしまう。全員リモートのの方が、“ちゃんと言って、ちゃんと追わないと伝わらない”という認識を全員が持てているので、「リモートワークとしての」効率はあがるかもしれません。

田島さん:

Finatextでは現在は特に遅れや障害は起きていないですが、新しいプロジェクト立ち上げなどが、テレワークできちんとできるかのキーポイントだと思っています。通常の業務をこなすより、密なコミュニケーションが必要になると思うので。

石亀さん:

それでいうと、Showcase Gigはまさに新プロジェクトの立ち上げ中です。

コロナで大変な状況になっている飲食店様に向けたプロジェクトなんですが、確かにいつもより負荷が重いというか、みんな気を遣いながらやっている感はありますね。

中川:

何かノウハウは溜まってきていますか?

石亀さん:

改めて考えてみて気付いたんですが、コミュニケーションの単位を小さくしていますね。普段なら5、6人でしていたMTGを、1on1で細かく密に話し合った後に、全員で答え合わせをするという事が自然発生的に起こっていました。

中川:

なるほど。確かにオンラインでは人数が増えれば増えるほど、コミュニケーションが難しく感じますね。

石亀さん:

自然にそうなっていたので、これが正解なのかはまだわからないのですが。コミュニケーションのスピードを落とさないため、単位を小さくするというのが、1つのノウハウかもしれません。

中川:

MTGの環境(オフライン・オンラインなど)だけでなく、人数をはじめ細かな工夫をいろいろ試してみる必要がありそうですね。

さいごに

中川:

本日はお忙しいなかを、本当にありがとうございました。

私個人としては、「理論上はできるのに、実際は難しい」と言う言葉が、本当にその通りだなと響きました。SaaSやクラウドを駆使し、ネットワークや家具などの環境を整えることは、簡単とは言いませんがゴールイメージがまだ見えます。

それに比べると、マインド面をはじめとした、理論とは別の目に見えない課題の方が、これからどんどん重くなっていきそうです。そこに対して「雑談部屋をつくる」「MTGの単位を小さくする」「オンライン飲み会手当て」など、具体的な手段を検証されているのが、とても勉強になりました。

またテレワークを本格稼働されて1ヶ月も経っていないと思うので、時間を置いて、またぜひお話を聞かせてください。

ちなみに最後に、これだけは伝えたい!などありますか?

田島さん:

はい!こんな状況下ではありますが、Finatextでは新しい仲間を絶賛募集しております。

オンラインでもきちんとコミュニケーションをとり、面接や入社後のストレスがないようにしていきます。

花村さん・石亀さん:

(笑)!

私たちの会社でも、絶賛募集しております。

中川:

さすが急成長中の3社。こんなときでも成長スピードを落とさないですね!

この座談会の内容が、少しでも多くの企業様に、何かしらのヒントになることを祈って、座談会を終了とさせていただきます。本当にありがとうございました。

(この座談会は4月半ばに実施いたしました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。)

(※2)5月1日に田島さんより加筆

個人情報保護委員会による、「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編) 」に記載された「取扱区域の管理手法の例」の内容から、実質的に”場所が”制限されていると解釈していましたが、同委員会より、4/15付けで「適切な措置が講じられていれば、マイナンバーを自宅に置いて取り扱うことは問題ない」という旨のお知らせが公開されているのを確認しました。


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